橋本病は、甲状腺ホルモンが関係した病気です。
似たような病気にパセドウ病があります。
橋本病もパセドウ病も若い女性に多い病気です。
その違いを知って適切に対処する必要があります。
橋本病とバセドウ病の違い
パセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、身体の新陳代謝が活発になり過ぎる病気です。
これに対して橋本病は、甲状腺ホルモンの分泌が減り、身体の新陳代謝は停滞し、パセドウ病とほぼ正反対の症状が現れます。
壮快という雑誌より
私の日本山人参(ヒュウガトウキ)の利用者からも、”日本山人参(ヒュウガトウキ)は橋本病によく効く”ということを聞いたことがありますが、壮快という雑誌にも次のような利用者の声が載っていました。
橋本病(慢性甲状腺炎)で苦しんでいた娘にも、『まず体質改善しないと、薬も効かんよ』といってヒュウガトウキ(日本山人参)を飲ませています。
病気のせいで、眠れずに無気力になっていた娘ですが、ヒュウガトウキ(日本山人参)を飲んで『お母さん、だいぶよくなった』といえるほどに回復しました。
ところが、病院の薬が替わったらまたフラフラするようになってしまいました。それで、『あんた、その薬やめてヒュウガトウキ(日本山人参)だけにしたほうがいいよ』と娘にいって薬をやめさせたところ、またよくなってきたのです。
この前病院で検査したら、先生が『正常ですよ』と驚いていたそうです。
日本山人参(ヒュウガトウキ)は、ホルモンバランスを整え、炎症を防ぐ効果が知られていますので、おそらくそれが効いたのではないかと思います。
橋本病にも有効な日本山人参(ヒュウガトウキ)!!
東和病院副委員長 水野修一先生は、上の利用者の声について、次のように書いておられました。
水野/修一
1937年福岡県若松市(現・北九州市)出身。1968年九州大学医学部を経て同大学院修了。1973年国立小倉病院消化器系医長となる。1976年漢方治療開始。1981~2年厚生省漢方治療法研究班班長。1984年~和漢医薬学会評議員となる。1987年天台法華円宗にて得度し僧籍に入る(法名・修澄)。1993年日本東洋医学会認定専門医/日本東洋医学会評議員(現・代議員)となる。元国立小倉病院内科・消化器科医長。現在・医療法人敬天会東和病院副院長。専門(現代医学):消化管の内視鏡診断と治療/消化器がんの治療など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
橋本病は甲状腺に炎症が起こる病気です。
ヒュウガトウキ(日本山人参)には、体内の慢性炎症やアレルギー反応を引き起こす物質、ロイトコルエンB4とC4を抑制する効果があることがわかっています。
このことから甲状腺炎にも有効と推測されます。
また橋本病は自己免疫疾患の代表的な病気です。
自分の体を病気から守る免疫に異常が起こり、甲状腺を異物と勘違いして、甲状腺に対する自己抗体(特定のタンパク質などを認識して結合する物質)を作ってしまいます。
この自己抗体が、甲状腺の細胞を破壊して、慢性炎症が生じます。
病気が進行すると、甲状腺がじゅうぶんなホルモンを作れなくなる甲状腺機能低下症に移行します。
現代医学の甲状腺機能低下症の治療方法は、体で分泌できない甲状腺ホルモンを補うホルモン療法が主となっています。
しかし、ほかの病気も含めて、ホルモン療法を行うと、投与されたホルモンが過剰となり、かえって全体のホルモンバランスがくずれたり、あるいはほかのホルモンが対抗して、過剰に分泌されることもあります。
女性ホルモンの投与が、乳がんのリスクを高めるのは、最近ではよく知られていることです。
ヒュウガトウキ(日本山人参)は、ホルモンの過剰分泌をおさえたり、減少した分泌量をふやしたりして、ホルモンの分泌を調整し、症状に応じて体を正常な状態に戻そうとします。
加齢によって減少したホルモンの分泌も盛んになるので、同じ年齢の人に比べて、若々しい状態が続くのです。
この働きは40代からの若返りや性の若返り、ダイエットにも同じように働くのではないかと思われます。
また、ホルモン系は自律神経系と密接な関連を持って働いています。
そのため甲状腺機能低下症などでも、自律神経のバランスがくずれるので、元気がない、疲れやすい、脱力感などの症状があります。
そのほか、昼夜を問わず眠く、記憶力や計算力などの低下も見られ、動作も緩慢になるため、認知症と間違われることも少なくありません。
体温も低下して、ひどく寒がりになり、皮膚が乾燥して、むくみも起こります。
体重がふえ、便秘になり、無月経になることもあります。
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